LOVE SEED
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11/24/21:12 [PR] |
01/04/06:13 ゲレンデ編ゲレンデにて・・・アスカガ妄想小話(設定現代) PR
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01/02/01:54 今年初の・・・・・・ということで、初詣ネタな突発短文です。
お正月なアスカガ、お楽しみ頂けたらコレ幸い♪ ↓↓どぞ・・・。 駐車場に入るのに、連なる車の列。 その中の一台、まだ当分停められそうにはない場所に居る私達。 「すっごいな・・・。さすが元旦?」 「うん。かなり込んでるな。」 ウィンドウガラス越しに先を見つめて、私は思わず大きく息をつく。 毎年恒例の事だし、こうなる事は予め予測出来てはいたのだけれど。 前方に道なりに連なる車列は、先程からあまり動いていない。 まだ目的の神社まで、かなりあるというのに・・・だ! 一刻も早く詣でに行きたいと、気持ちばかりが急いているようだ。 境内までの軽い坂道には、連なるようにして様々な屋台が立っている筈だから・・・。 賑わう詣で客等に、漂う甘く芳ばしい香り。 いや、境内でお参りを済ませた後のおみくじも忘れてはいけない! 去年は吉だったけれど、今年はさてはて何が出るのか? 「なんだか目が爛々としてるぞ?」 「え?」 「そんなに楽しみか?」 運転席、片手をハンドルにかけたまま自分を見つめそう言った彼。 その目が、さも楽しそうに細められていたから! ちょっとだけムッとなるこの胸。 あのな・・・私は子供じゃないんだぞ! 「そういうお前は楽しみじゃないのかよ?」 ちょっぴり燻った胸で直ぐ様そう言い返してやれば? フッとアイツは真顔に戻して、そして・・・! 「あぁ。凄く楽しみだよ。」 そう答え、そして軽く口元を緩めた彼。 自分を見つめる翡翠の瞳が、柔らかく、そして暖かくこの身に沁みていくよう。 自然とトクトク早まった鼓動が、私の体内温度を上げていくようだった・・・・のだけど? 「屋台を見てはしゃぐのであろうカガリを見るのが・・・な?」 次いで聞こえたその言葉に、胸のときめきは一旦停止! 全く!コイツは私を何だと思っているのだか!? ぷーっと頬を膨らませて、私は思い切りフイッと顔を逸らしてやった。 そのまま、しばらく車内は流れるBGM音だけが流れ聞こえだす。 二人のお気に入りである、ゆったりとしたR&B曲集。 それが、黙り込んだお互いの間を補うように流れて・・・。 「・・・。」 車内の空気が動いたのは、彼が一番お気に入りの曲に切り替わったその時。 グッと軽く座席が軋んだ様な気がして、私が何かと思い顔を向ければ・・・? 「っ・・・!」 「機嫌、直った?」 自分を覗き込みつつそう尋ねる彼に、私は唇を手で押さえつつ思わず赤面する。 ったく、お前は・・・! 一瞬前、突然に繋げられた唇と唇。 彼からの軽く淡い・・・けれど温もりに満ちたキス。 「こ、今年初のキスなのに!」 「うん。でも、したくなったから・・・。」 「したくなったからじゃない!あのな、何度も言うけどこういう不意打ちは・・・!」 「駄目、か?」 「・・・アスラン。」 「機嫌、直して?」 「っ・・・。」 眼前には、当然の如く降りてきそうな彼の顔。 自分が『うん』と言うまで、コイツはキスで対抗する気なのだろうか? なんて奴!・・・と思いつつも、やはり胸にある嬉しさは隠せようも無くて。 悔しいけれども、私は仕方なく小さく頷いてやる。 途端、彼は至福の微笑みを讃え、そして本年度二度目のキスを落としてきたのだ。 ちゃんちゃん・・・甘ひ・・・(照 |
11/24/23:33 海と風と、そして・・・南国(オーブ)の朝を迎えたアスカガ・・・妄想SSです。
短いですよー。 なだらかで、そして広大な母なる海よ・・・。 青くもあり、そして碧でもあるその色は、この惑星(ホシ)の色。 絶えずこの耳に響き聞こえてくる潮騒は、まるで呼吸の如く。 ザン・・・ザザザ・・・ 通り抜けていったそよ風と共に、既に耳に馴染んだその音が聞こえた。 近寄ってはまた引いて行く。 覚醒間近の意識の中、それは揺り篭のようにこの身を揺らす。 押しては引いて・・・。 「・・・ん。」 薄っすらと空いた瞼の間から、白い光が射し込んで来た。 眩い、その陽射し。 ゆっくりと首を動かし、おっとりとした動きで辺りの様子を察知する。 此処は・・・? 天井の白さからして・・・アスハ邸、か? ソッと額に手を当てて、そうしてグッと両目を瞑った。 ヤケにボンヤリとするこの感覚はなんだろうか? そう思った一瞬後に、そうだ・・・と記憶が呼び起こされる。 昨晩は久々に酒をかなり飲んだのだった。 珍しい一品が手に入ったから、一緒にどうだ? そう言って誘ってきた彼女と共に、くだらない話などをしつつチビチビと飲み続けて・・・。 「・・・。」 そこで一時思考が停止させて、俺はゆっくりと顔を横に向ける。 腹部に感じる暖かなモノ。 その己の腰に絡まった細く柔らかな手と腕の主は、どうやら未だに心地良い夢の中。 スースーと聞こえる吐息と上下するその身に、知らず頬が緩んでいった。 おはよう・・・。 胸の中でそう言って、俺はソッと顔を寄せた。 口付けた柔らかな金糸髪からは、甘く芳しいシャンプーの匂いがして。 俺は再び愛おしくその頭髪に頬を寄せ、そうして両目を閉じる。 聞こえてくる潮騒と、肌に感じた海風と、そして鼻に香る芳香。 それは、とてもとても満ち足りた幸せな朝。 そうして彼は再びまどろみの中へと沈んでいった。 |
11/21/03:23 待ち合わせアニメイトのポートレート『アスカガ公園(?)デート絵』を記念してv
勝手に妄想話を作ってみました♪ (設定は、そうだな・・・現代パロってところかも) ゆる~くサラッとお読みくださいませ。 揺れて踊る木立の中、喜びを胸に足を前へと進ませる。 一歩、そしてまた一歩。 向かう先に待つは、自分の胸に住まうこの世にただ独りきりの人の元。 今日は快晴。 絶好の行楽日和だ! アイツは、もう来ているだろうか? ふとそんな事を考えて、そうしてまた頬が大きく緩んでいく。 きっと・・・そう、多分・・・アイツの事だから、待っていてくれるだろう! 『10時に、いつもの公園。いつもの木の元で・・・な!』 『あぁ、分かった!』 昨晩取り交わした深夜の携帯電話での彼の声が、再び脳裏に蘇ってくる。 そうだ、今日は久々のデート。 此処の所お互いに忙しかった事もあって、連絡さえも取れずにいたのだから・・・! 「9時55分か。丁度良い時間だな!」 パッと腕時計を見て、待ち合わせの時間にはバッチリ間に合う事を再確認。 次いで軽く頭へと手をやった。 出かけにしっかりと髪型は整えてきたのだけれど・・・? 「うん!寝癖も無かったし・・・良いよな?」 手触りで状態を確認して、私は目線をパッと正面奥へと向けた。 赤く着色されたパインチップの公園内小道。 その脇に生えている緑生い茂る木々の中、一本だけとても目を惹く大きな大木がある。 其処が今日の待ち合わせの場所で・・・。 「・・・ぁ!」 瞬間、ドクンドクンと荒い音を立てて心臓が鳴っていた。 木の根元。 其処に、紺色の頭髪が揺れて垣間見えたから! ジッと、ただ静かに佇んでいる彼。 パンツのポケットに手を突っ込んだ状態で、ボウッと辺りを眺め見て・・・。 一歩、また一歩と歩み寄りながら、私の目はそんな彼の姿に釘付けになる。 パッと腕に目を落として・・・あぁ、腕時計を確認したんだな! そうしてまた元の姿勢に戻って、辺りへと目を向けて・・・私の姿を探しているのか? そう思うのと同時に、私は胸の中で彼に向かい叫んでやる。 ・・・おーい?こっちだぞ? アスラン、何処を見てるんだ? 私に気づけ・・・と。 そう思った瞬間! 「っ・・・!?」 彼がまるで聞こえたかの如く此方を振り返り見た! ・・・っ・・・う・・・そ・・・? 自分をジッと見つめたグリーンアイズ。 その目に、一瞬で絡め取られて動きを止めた私。 鼓動も体温もグググッと一気に高まって! ・・・く、悔・・・しい・・・かも? 鈍だけ自分が彼の事を好きになっているのか、それを今この一瞬で痛いほどに実感した。 それが嬉しいようでいて、でも、ちょっぴり悔しいようで。 私はキュッと唇を軽く噛み締める。 落ち着け、自分! 大きく息を吸って、吐いて・・・そして。 「お・・・はよっ!待ったか?」 「いや。俺も今来たところだ。」 私は片手を挙げて、彼へと声をかけた。 いつも通りに自然を装い快活に! でも? 「さて・・・と、今日はどうする?」 「ん・・・そうだな。とりあえず・・・?」 「とりあえず?」 「・・・。」 「??どうした、カガリ?」 そう言ってジッと私の顔を覗き込んできた彼。 いきなりのそんな指摘に、意識は更に熱く熱く妬かんでいって・・・。 「いっ、いいから!もう!とりあえず、どっかでお茶でもしよう!」 「あ・・・あぁ。よし。」 何故だか挙動不審な私の姿に、小首を傾げつつも微笑んでくれた彼。 私は出来るだけ平静を取り戻そうとしたものの・・・? 「行こうか?」 微笑み、そして差し伸べられた大きな手に、もう胸の鼓動は最高潮に達してしまっていた。 ソッと重ねた手がギュッと握り締められて、この身から堪えきれない感情が溢れ出しそうな程に・・・! お前が悪いんだぞ!? 私は思わず彼に悪態をつく。 そうだ、だって・・・お前は格好良すぎるんだ・・・と。 上着の黒いベストが、一見痩身な彼の身をより一層引き締めてみせているし! 更にその下の白いパンツは、スラリと長い彼の足に見事にマッチしてるから!! だからだからだから・・・!? ・・・アスランが、好き・・・! ときめく心は、乙女のもの? 自然と想いが胸を突いていた。 だが驚くべきは、その直後だ! 「ん?・・・何か、言ったか?」 途端にまた振り向き、私にそう問うてきた彼。 以心伝心とは言うけれど・・・? まさか・・・私の心の声が聞こえるのか? そんな事を思い、私は思わず目を見開いて。 苦笑をしつつ、ギュッと彼の手を握り返してやったのだった。 甘いアスカガCP話ですたv 幸せな二人を書くのって、私も幸せ・・・vv |
11/19/05:56 誘い歌アスカガ夫婦+子持ち設定な妄想話です。
柔らかな風が吹いていく。 「・・・。」 感じた意識の中、其処に微かな疑問が生じる。 「ララ・・・。」 再びそよいでいったのは、やはり柔らかな春の風とそして・・・。 「フフフ・・・ララ・・・ララ。」 鼻にかかったようなアルトの声が、風に乗り心地良く俺の耳へと届く。 「フフフン・・・ララ・・・って、あれ?起きてたのか?」 ソッと伸びてきた彼女の手が俺の額に触れて、優しく撫でた。 「目覚めのキスは?」 まどろんだ意識の中、浮かれた気持ち。 「お前はっ・・・。」 何故かチラリと彼女は背後を伺うと、グッと下唇を噛み締めた。 「これで良いだろ?」 照れてやや遠ざかろうとしていた彼女の手を取り、グイッと自分の方へと引き寄せた。 「っ・・・ん・・・んんっ・・・はっ・・・。」 驚きに暴れる肢体を難なく押さえつけて、更に深くじっくりと繋がりを持つ。 「んーっ・・・んんっ!んんん・・・っ!!」 何をか叫びたそうな彼女を尻目に、俺の手は柔らかな肢体を探求するのにいそしんんでいた。 「っ・・・アスっ・・・まだ、駄目!」 俺の止まらぬ興奮、その次なる矛先を察知したのか、彼女は強引に口付けから脱するとそう叫んだ。 「アスランッ!?」 ソッと太股の内側を指先でなぞった瞬間、彼女はびくんとその身を反応させた。 「・・・あのさぁ。まだ昼の3時を半分回っただけの時間なんだけれど?」 突然降りかかってきたそんな声に、俺もカガリもギョッとして背後を振り返り見た! 「キっ・・・キラ!?」 真っ赤に熟れた顔のまま、俺の元から飛び退き駆けて行く彼女。 「アスラン・・・同じ男として君の気持ちも分からなくはないけれど、でも、せめて・・・僕が来ている時ぐらいは我慢してよね!」 其処に弁解の余地は無く。 |