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07/19/00:16  キュア☆サンシャイン劇場 その2

お馬鹿妄想小話、第二弾です。
前置きしておきますが、これは華焔の勝手な妄想ですので。
お読みになられるかどうかは、各自で判断して下さいませ。
 
設定:カガリ=ハートキャッチプリキュアの生徒会長&キュアサンシャイン役(俳優)
アスラン=カガリの(単なるw)恋人
キラ=ハートキャッチプリキュアでの生徒会長の兄役
ユウナ=プリキュアの敵、砂漠の使途の1人であるコブラージャ役



カガリ「は~・・・今日の撮影、無事に終わって良かったぁ!」
アスラン「(モヤモヤ顔のまま)・・・お疲れさんだな。」
カガリ「そうだ!お前また(実家のコネを使って)今回の撮影シーン、裏で見てたんだろ?」
アスラン「ん・・・。」
カガリ「なぁ、どうだった!?」
アスラン「っ・・・どうだったって?」
カガリ「だから!私のプリキュア姿!変じゃなかったか?」
アスラン「それは・・・(勿論!)変なんかじゃないさ。」
カガリ「本当にか?」
アスラン「あぁ。(目のやり場に困るぐらい)バッチリ決まっていた。」
カガリ「そっか!なら良かった~!」
アスラン「っ・・・。(良くないッ!あんな、臍出しはおろか白い太股までもがバッチリ曝されてだ!どうしてあんな格好で宙を舞ったりキックしたりするんだ!?あれじゃあデザトリアンを演じている奴は役得じゃないか!?)」
カガリ「ん?」
アスラン「ぁ・・・いや。その・・・今日はヤケにキラも出張っていたようだし、面白い回だったよな?」
カガリ「あぁ。うん。」
アスラン「手術を受けるか受けないかで悩む姿とか、真に迫る演技だったし。」
カガリ「でもさ・・・キラの奴、今まで結構出番が無かったから・・・。今回は準主役っぽい感じだったけれど、これまでは本当に単なる脇役だったろ?実はかなり拗ねてたりもしてさ・・・。」
アスラン「ふーん(まぁ、確かに・・・キラの事だ、容易に想像はつく)。」
カガリ「台詞も少ないし、かなり監督にゴネていたりもしてさ・・・。」
アスラン「(ったく、アイツは・・・溜息)でも、あの役はキラそのものって感じで、嵌り役だと思うけどな?」
カガリ「ぷっ・・・あはは!って、お前なぁ・・・?今のキラが聞いたら、きっと怒るぞ?」
アスラン「そうか?(というか、こんな事絶対に面と向かって言う訳が無い)」
カガリ「まぁ、でも・・・ちょっとは私もそんな風に思わなくも無い・・・かも?」
アスラン「だろ?」
カガリ「ん・・・というかだ!アイツの事を『お兄様!』と呼ばなきゃいけないのがなぁ~。」
アスラン「??」
カガリ「どうにも胸の中がムズムズしてくるんだ。だって『兄さん』でもなく『兄貴』でもなく『お兄様』だぞ!?」
アスラン「(苦笑)まあ、確かに。ちょっと口にし辛い言葉ではあるかもしれないな。」
カガリ「そういう事!にしても・・・生徒会長としてのイツキ、妹としてのイツキ、そしてキュアサンシャインとなってからのイツキ・・・と3種類の性格を微妙に変えなくちゃいけなくなったから。正直これからの撮影は大変だよ・・・。」
アスラン「役者冥利に尽きるな?」
カガリ「ふふふっ、アスラン・・・言ってくれるな?」
アスラン「・・・何はともあれ、お疲れさんだな。」
カガリ「うん!ありがとうな、アスラン!」
アスラン「いや・・・。でも、次回からは戦闘シーンがまた激しくなるらしいし、秋に上映する映画の為の撮影も加わるし、忙しい事この上ないな?」
カガリ「あぁ。でも、やり始めた以上はやりきってみせるよ!」
アスラン「そうだな・・・カガリならば、きっと万事が上手くこなせるさ。」
カガリ「アスラン・・・お前にそう言われると、何だか妙に嬉しい!」
アスラン「そ、そうか?」
カガリ「あぁ!」
アスラン「っ・・・あ!そういえば・・・だ!」
カガリ「ん?」
アスラン「アイツにだけは・・・決して身体を触らすんじゃないぞ!?」
カガリ「へ?」
アスラン「ほら!砂漠の使途の1人である、コブラージャ役のユウナ・ロマの事だ!」
カガリ「・・・へ?アイツがどうかしたのか?」
アスラン「アイツはきっと曲者だから!」
カガリ「っ・・・あのな?お前は、どうしていつもそういう事を・・・!?」
アスラン「いいから!これは俺の直感がモノを言っているんだ!」
カガリ「・・・ハイハイ。分かった。分かりましたから。ユウナ・ロマには注意しますって。」
アスラン「カガリ!?」
カガリ「ったく、お前は妙なところで心配症だな?」
アスラン「っ・・・!」
カガリ「分かった。分かったってば。でもそんなに心配ならば、お前は実家のコネでも使って、スナッキー(敵の下級部下達)役にでもなればいいだろ?それで実際に現場内で私を見守れば、事は早いだろうに?」
アスラン「ッ・・・ス、スナッキー役?」
カガリ「あぁ、それかデザトリアン(化け物・被り物)役でも良いけどな?」
アスラン「!?」
カガリ「とにかく、現場に居ない人間にあれやこれやと口を出されてもだ・・・。」
アスラン「そうだな・・・それは妙案だな!」
カガリ「・・・って、はい?」
アスラン「そうだ!何で今まで気付かなかったんだろう!」
カガリ「・・・アスラン?」
アスラン「流石はカガリ!良い事に気が付いた!」
カガリ「は・・・?」
アスラン「デザトリアン役(カガリ・キュアサンシャインに倒される回のみ)、早速取り入ってみるとするよ!」
カガリ「ちょっ・・・おい?」
アスラン「あぁ、というか今直ぐにプロデューサーに連絡を入れてみるから!ちょっと待っていて!」
カガリ「・・・(亜全呆然)。」
 
そんなこんな撮影後のアスカガでしたw
ちゃんちゃん。
・・・お粗末様でした・・・(笑)
 

というか・・・イツキ君!!
あの娘を見ていると、本当にカガリっぽくって胸がどきどきしちゃいます。
そして期待のキュアサンシャイン覚醒☆変身場面!
いや~ん・・・キラッキラしてて、眩いvvvv
『そう、出来る事ならば・・・あのお日様のように!』
プリキュアとしての名前を自分で決めて!と言われて、太陽を望みつつそう呟いた彼女が~vvv
・・・もうっ、カガリに見えて仕方がなかったね!

私、キュアサンシャイン☆彼女から目が離せません!!! 
 

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07/12/12:00  キュア☆サンシャイン

前置きしておきますが、これは本当に御馬鹿な華焔の妄想です。
設定はカガリ=ハートキャッチプリキュア内の生徒会長役を演じる俳優。
アスランはその恋人です。




「なあ、アスラン?実はさ、ちょっと悩んでいることがあってさ。」
「ん?何だ・・・どうしたんだ?」
「その、ほら、今子供用番組であるプリキュアでさ、私、生徒会長の役を演じているだろう?」
「ああ。」
「でさ、それでなんと!本当にいきなり、3人目のプリキュアが登場~・・・っていう話の流れになってて!」
「うん。」
「それで、メイリン(キュアブロッサム)とルナマリア(キュアマリン)に並ぶ形で、キュアサンシャインというのが登場するらしいんだ。」
「ふーん。」
「でなでな!それが、なんと!普段は男装のイケメンである生徒会長が、実は3人目のプリキュアだったとかいう、そういう設定にするからって、昨日の昨日、いきなりプリデューサーが話をしてきたんだ!」
「・・・ふ~ん。それで?」
「いや、ふーんじゃなくて!」
「・・・。」
「いきなりプリキュアになれって言われたんだぞ?私、もう、どうやって演じていいのだか!?訳が分からなくってさ・・・。」
「うーん。まあ、役作り的にどうしたらいいか、悩むその気持ちは良く分かるけれど・・・。」
「だってだって、普段はクールなイケメン生徒会長がだぞ!?いきなり臍出しに超ミニスカートに変身するんだぞ!?」
「へ・・・臍出し?超ミニスカート・・・?」
「うん。しかも、首にはオレンジのひらひらリボン巻いてだ。くるくる宙まって、タンバリン片手に戦うんだって・・・。」
「首にリボン・・・宙を舞う?」
「もう、どんなキャラ設定でいけばいいのか、さっぱり分からなくって!」
「・・・。」
「せめて、ミニスカートじゃなくパンツにでもしてくれれば、カッコイイ感じで役作りするのに・・・ひらっひらのスカート姿だもんな。」
「・・・。」
「大体、悪と戦う女の子ヒーローって、なんでこう露出が高いコスチュームなんだ?スタントとかするにも、怪我とか傷とか作らないように注意しなくっちゃいけないしさ!」
「・・・。」
「まぁ、でも、その方が見ている子供達が喜ぶからなんだろうけれど、にしても、どうしたら良いものやら!?」
「・・・。」
「って、アスラン?」
「ん・・・?」
「さっきから静かだけれど・・・どうかしたのか?」
「いや・・・。」
「??」
「・・・だ。」
「ん?何?聞こえなかった。」
「そんなの・・・だと言ったんだ!」
「え?」
「駄目だ!許せない!」
「・・・は?」
「カガリ、今直ぐにその役から降りろ!」
「って、ハイ?」
「何でもないただの生徒会長という役柄だけならば良い!だが、臍出しにミニスカートで人前で宙を舞うだなんて!そんな役柄、許してなどおけるものか!!」
「・・・あ、あすらん?」
「ああ、いい。俺が今直ぐにプロデューサーに直訴してきてやる!」
「・・・って、おい!?ちょっ・・・待てって!おーい!アスラン!?」
 
・・・そんなこんな、俳優カガリ設定(お馬鹿)妄想文でした。
いや、ハートキャッチプリキュアの3人目の娘『キュア☆サンシャイン』が余りにもカガリっぽくてvv
思わずこんな妄想文が浮かんだのです。
すみません・・・私の馬鹿な想像っす^^



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04/20/01:00  春にゃんにゃん・・・☆

一応18禁短編SSです。
反転してお読みくださいませ。


長閑な暖かさが広がる朝。
ゆっくりと眠りから覚めた彼女は、布団の中で軽く『ん・・・』と身じろいだ。
やんわりと温いこの場所はとてもとても幸せで、心が満たされる。
今だ閉められたままのカーテンの隙間から差し込む光が、まるで後光のようにこの眼に映って見えた。
そうしてクルンと寝返りを打つと、その先に見つけた抜け殻。
昨晩、確かに共にあった愛しい人の姿は既に其処には無く、残っていたのは枕とシーツの窪みのみ。
手を伸ばし触れたその場所は、微かに温もりを残しているようで・・・。
・・・もう起きたのだろうか?
ふと寂しさを覚えた、その時だった。
「おはよう。」
布団の中で蠢いていた自分へと、降りかかってきた愛しい声。
ゆるりと目を向けてみれば、部屋の入り口、其処に今だ上半身裸の彼が居た。
その見事な肢体が、入り込む朝日の下で眩く映る。
「おはよ・・・早いな。」
両目を細めつつ、舌足らずな口でそう述べた私の傍、ゆっくりと近寄ってくる彼。
ギシリとベットが軋み、枕元に腰が下ろされた。
「まだまだ眠たそうな顔だな。」
「ん・・・うん。」
「もう少し眠るか?それとも・・・。」
くしゃりと撫でられた前髪、その心地良さに私は猫のように両目を瞑った。
何でもないそんな仕草一つが、しっとりとこの胸を和ませて。
・・・もっと・・・触って?
そんな風に、知らず私は彼の手に身を擦り寄せる。
直後にゆっくりと・・・でも深く強く塞がれた唇に、『は・・・ふ』と口端から乱れた吐息が零れ出て。
ついにはしっかりとベッドに押さえ込まれ、彼の手が私の後頭部を抱え込んでいた。
「朝から、する・・・?」
耳元、甘く熱く囁いた彼に、今だ寝ぼけ眼ながらもジンと疼いた胸。
正直なところ、昨晩だけでこの身はクタクタ。
待ちに待った休日、その逢瀬だった事もあり、互いに大きく昇り詰めた翌朝だ。
「う~ん・・・。」
「嫌か?」
天気も良さそうだし、朝から何処かにブラブラと出かけてもみたい。
どうせだから、素敵なカフェで美味しい珈琲を共に飲むのも乙だろう。
女心的には、そんな事を考えもして・・・けれど!?
「タイムオーバー・・・もう我慢出来ない。」
「アスラ・・・っん・・・。」
答えあぐねた私へと、圧し掛かってきた愛しい彼。
ほわわんとした意識の中、この身はあれよあれよと乱され晒されて。
たくし上げられた上部と、ずり下ろされていく下部。
「お前って・・・本当に・・・スケベだ。」
「何?俺が・・・?」
「うん・・・だって・・・あん!や・・・はっ・・・アスラッ・・・!」
ついついそんな事を口にしていた私は、直後、首筋へと這わされた舌先に堪らず甘い声を挙げた。
更には両足の付け根へと入り込んできたその指が、己の体内へと侵入を図ってきて!
「あ・・・んっ・・・やぁっ。」
「カガリ、凄い・・・もうべとべとだぞ?」
「ッ・・・ヤダ!駄目!・・・アスラン!」
昨晩の今で敏感となっている其処は、軽い嬲りで容易く潤み出す。
私は堪らず懇願の眼差しを向けて、けれど彼はそれを良しとはしてくれず。
「どうして欲しい?」
「ッ・・・!?」
「カガリは、何をどうして欲しいんだ?」
優位な瞳で自分を見下ろす彼に悔しさを覚えつつも、揺ら揺らと揺らぐ己の腰元に、私はギュッと唇を噛み締め・・・そして口を開く!
「お願い・・・も・・・挿れて。」
告げた直後、嬉しそうに微笑んだ彼と、グッと強くこの身を貫いてきた熱く固いモノ。
それに一気に熱を帯び、上がる鼓動と体温。
ゆさゆさと、彼と共にこの身は大きく前後に揺らめいて!
「やっ・・・アス・・・!朝から、駄目っ・・・変に、なりそ・・・っ。」
「良いよ。俺の前でなら・・・思いっきりイって?」
「そっ・・・んな・・・事・・・!」
「もっともっとカガリの乱れた姿が見たい。」
「あっ・・・あぁっ・・・やぁっ・・・駄目・・・や・・・ぁ!」
室内にただただ響いていく猫のような嬌声。
清々しい朝の中で、深く甘く縺れ合い乱れ行く自分と彼。
背徳感もまた一つのスパイスであろうか?
真っ白に昇りつめていく意識の片隅で、私はふとそんな事を思いもしたのだ。

 
 
 にゃんにゃん・・・w
いきなりですが、どエロいのを一つ投下。
春うらら、アスランとカガリ、ベッドにて大人の休日話でした☆

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03/03/03:26  諦めきれない・・・

どうして彼女は、そんな言葉を口にしたのか?
らしくもない、歯に布を着せたかのようなその喋り方が、逆にこの胸を酷く滑稽な気持ちにさせる。
『だから・・・だから、その・・・。』
もっと分かるように言ってくれないか?
それは一体、どういう事なのか?
聞こえてくるそのアルト音が、無機質に俺の耳へと伝わり来て。
『それぞれ・・・自分に出来る事を、もっと良く考える必要がある。そう・・・思わないか?』
ブツリブツリと途切れる声音。
それままるで壊れた無線機の如く、要領を得ない。
そう、言葉が言葉として届いて来ないのだ。
『お前と私と、想い願っているモノは一緒。求めている未来は同じ・・・だろ?』
あぁ、その通りだ。
俺はこの世に平和を望んでいるし、その為に自分に出来る事をしたいと思っている。
『だから・・・その、私は思うんだ。』
何を?
『今のままでは・・・お互いに思っているだけで終わってしまう。だから、そうならないように・・・今は、それぞれの道を行くべきなんじゃないか?って。』
それはつまり・・・?
未来を切り開こうと、真に思い願うのならば?
その為に、俺と別れると・・・お前はそう言いたいのか?
『そんな風には思わないか?』
酷く重たい顔つきに眼差し。
鎮痛な面持ちで告げる彼女は、本当に先を見据えて居るのかどうか?
悲しくて、苦しくて、切なくて・・・そんなどうしようもない顔をしながら?
今此処で別れて、そしてその結果に何が得られると?
心を捻じ曲げ押さえ込み、未来の為だと偽り、それで本当に明るい将来を望めると?
これが最善の策だと・・・!?
そんな風に、心の底から思っているのか?
・・・俺が傍に居なくても・・・?
寂しいとは思わないのか?
苦しいとは思わないのか?
その胸は、真に何を想うのか!?
『ッ・・・アスラ・・・。』
驚きに丸く大きく見開かれた琥珀色の瞳。
いきなりの事に萎縮した小さなその背へと指先を大きく突き立てつつ、俺は強く荒々しくその身を掻き抱く。
離れない。
いや、放しはしない。
塞いだ口元から、零れ出て行く苦しげな吐息。
そんな乱れた呼気ですら、愛おしいと想って止まぬというのに?
『だ・・・め!駄目だ・・・も・・・こんな事・・・ッ!』
自分の胸に気がつけば棲んでいた。
『アスランッ・・・だ・・・め!もう・・・これ以上はっ!』
そしてこんなにも俺を変えてくれた、そんな人(女性)は・・・もう他には居ないだろうに!
『っ・・・ぁ・・・。』
か細い抵抗は、傷ついたこの胸への軟膏剤。
駄目だ、止めろと言いながらも、潤み俺を見つめるその瞳は、傷口を覆いゆく縫合剤のよう。
一方的に抱きしめ、唇を奪い、彼女の柔らか味を胸にする。
『や・・・ぁっ・・・!』
そして俺はその首筋に強く強く印を刻む。
諦めきれなどしないのだ。
到底捨てきれぬ、この想い!
彼女(カガリ)だけは・・・!
胸に渦巻くは、黒くも一途な感情。
愛しさ・・・だった。



・・・ということで、フラレ男の心境妄想短文でしたw
DESTINYの後で、二人がこんな感じで別れずに居てくれたらな~っと思っています。
勿論、カガリはカガリでアスの事を想って発言しているのだけれど・・・。
頑張れ、アスランww
押して押して、押し倒せ(違うw
でも、こんなノリでずるずると別れられない二人というのも、結構良いものかな~なんて思ってみたり。
・・・華焔の勝手な妄想&思想です。



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05/18/02:59  HAPPY BIRTHDAY☆ 5/18

キラ・カガリおめでとう!
ということで、サイトの方でもお祝いしておりますが思いついた短編をUP。

 

 
 
 
合わせた手と手

  
 
 
 
生まれ出る前、僕達は一緒に居たはずだった。
同じ母の胎内で、同じ物を得て、同じように泳ぎ、同じような音を感じて。
でも、知らないうちに僕だけが其処から連れ出され、そして父の元で管理をされた。
責める気持ちは、やはりある。
何で僕だけがこんな目に?
何で僕だけを選んだのか?
なりたくてなったわけではない、けれど誰もがなれるわけでもない。
僕は、『特別』な存在?
ナチュラルでもなく、普通のコーディネーターでもない?
 
『お前ってさ、色々と変・・・!』
 
君から僕に対する言葉を思い出す。
突発的で、感情に走り易くて、でもだからこそ暖かい、そんな君。
カガリは、僕が何でコーディネーターなんだ?と尋ねてきた。
それに対して『両親がそう望んだから』だと答えた僕。
すると君は『そうだよな・・・』と呆気らからんとして答え、そして微笑んだ。
連合軍(ナチュラル)の船に居る事だけで、十分過ぎるぐらい異端であったのに、君の口調からはそれを殆ど感じなくて、僕はホッと安堵したのを覚えている。
今なら分かる、あの時から繋がる『何か』を感じていたのだと。
 
『よしよし・・・大丈夫!大丈夫だから!』
 
まださして仲も良くなかったあの頃。
AAの甲板にて密かに涙していた僕を、引き寄せ抱きしめ落ち着かせてくれた時もそう。
 
『キラ!生きて・・・生きて戻って来いよ!』
 
僕に抱きつき、涙しながらそう言ってくれたあの時もだ。
触れ合う手と手から暖かな力が伝わり来るようで。
血の繋がり。
それは僕とカガリだけの、目には見えない線だろう。
正直、出逢った当初の君は男女の境界意識がなくて、こちらがどぎまぎする事が多々ありで。
君は女の子なんだから・・・?
そんな言葉がついつい口から零れてしまいそうになるぐらいだったけど。
これもカガリだから・・・と、全てを受け入れれてしまう僕。
何故だろう?
やはり姉弟だから?
苦境に立たされている君を僕はフリーダムで無理やりに連れ去ったのもそう。
その後も連合とZAFT、其処に参戦しようとしたオーブ軍を止めたいと言った君の願いを受け入れ、戦況に介入したのもそう。
カガリの為に、出来る限りの事をしてあげたくなる。
君の願う事を叶えてあげたくなるんだ。



  
    
 
 
出会いは唐突。
たまたまお忍びで行ったヘリオポリス内、そこでいきなり襲ってきたZAFT軍により、コロニー内は騒然。
現地に詳しくなく路頭に迷った自分をシェルターへと無理やりに押し込み、助けてくれたのがキラだった。
再会もこれまた衝撃的!
地球圏、なんとあの時ヘリオポリス内で秘密裏に開発されていたMS、その内の一機を操縦していたのがアイツだったのだ!
 
『何でお前がアレに乗っているんだ!?』
 
思わず知らず出ていた手で、キラを殴っていた私。
ゴメン、本当に悪かった・・・!
今でこそそう思うけれど、でも、あの時は私も私で必死だったから。
責めてくるZAFT軍、対して自分達の故郷を守る為に抵抗していた砂漠の民。
側近であり護衛であるキサカの生地であった事もある。 
父であるウズミに反抗して、私は荒れる世界情勢の真っ只に身を曝していた。
知らないと言うのならば知るまでだ!
そう思い、武器を手に戦い・・・。
今振り返ってみれば、何て無謀な行為をしていた事か?
けれど殺らなきゃ殺られるんだ!
あの時は、正にそういう状況だったから・・・。
     
『気持ちだけで、一体何が出来るって言うんだ!?』
 
そうして息咳きって戦いに馳せ参じようとした私を、キラは思いっきり平手打ちした!
あんな穏やかそうな顔をしておきながらだ!
けれどその剣幕に呑まれ、思わず気が静まっていた私。
普通ならば『何をコイツめ!』と思うのに、何故かそんな気も起こらず、妙に気持ちは穏やかになっていった。
それから、どうしてだろう?
私はずっとキラの事を目で追うようになった。
気がつけばその存在を探し、そしてその様子を眺め、そして時に声をかけて。
放っておけない奴だから・・・というのが、自分の中にあった一つの理由。
でもその実、今となって思うのだ。
あれはやはり、自分とキラとが姉弟であったからだろうと。
  
特別な状況下、この世に生まれ出てきた弟であるアイツ。
母の身体から何の操作も受けず生まれ出てきた自分とは違い、頑丈で有能。
何より、遺伝子操作研究の第一人者であった父により、類稀なる命として生を受けた。
でも、根本的には何も変わりはしない。
アイツは、キラは自分と同じように物を食べ、同じように笑い、同じように泣く。
感じる事、話す事、寧ろ他の奴より理解でき共感出来さえするのだから!
  
『僕は・・・やっぱり特別なのかな?』
  
そう呟いたキラに、私はこう返してやった。
『いや、私達が特別なんだろ?』・・・と。
   
「出逢ってから、今日で何年目?」
「9年・・・かな?」
「もうそんなに経つ?」
「いや、『まだ』9年・・・だ!」
 
出逢うまでの16年間を思えば、9年なんてまだまだ浅い。
本当ならば今年で23年、ずっと一緒で居られたのだろうから!
 
「ふふっ、カガリらしい発想だね?」
「何だよ?可笑しいか?」
「ううん。違う、その逆だよ。」
「逆?」
「そう。」
 
生まれ出た場所も、能力も、そしてその後の環境も違う自分達。
けれど、今こうしてお互いの事を知り、時に助け合える場所に居る。
この広い世界の中、巡り逢えただけでも本当に凄い事なのに?
まるでずっと知っていたかのように、話すカガリ。
 
「今日で23回目の誕生日か・・・。」
「地球とソラ(宇宙)の平和を祈り、そして互いの幸せを願って・・・。」
「おめでとう、キラ!」
「おめでとう、カガリ!」
  
そして彼等はそっと手を繋ぐ。
強く・・・強く・・・そっと。


   
   
 
  
ちょっち固い内容になりましたが、心からキラカガをお祝いして♪
是非×10!!SEEDが映画化されて、そこで動き話す二人が見れるように!
祈願も兼ねて、UPです☆”
おめでとうね、キラ!カガリ!!


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