LOVE SEED
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11/24/23:41 [PR] |
11/21/03:23 待ち合わせアニメイトのポートレート『アスカガ公園(?)デート絵』を記念してv
勝手に妄想話を作ってみました♪ (設定は、そうだな・・・現代パロってところかも) ゆる~くサラッとお読みくださいませ。 揺れて踊る木立の中、喜びを胸に足を前へと進ませる。 一歩、そしてまた一歩。 向かう先に待つは、自分の胸に住まうこの世にただ独りきりの人の元。 今日は快晴。 絶好の行楽日和だ! アイツは、もう来ているだろうか? ふとそんな事を考えて、そうしてまた頬が大きく緩んでいく。 きっと・・・そう、多分・・・アイツの事だから、待っていてくれるだろう! 『10時に、いつもの公園。いつもの木の元で・・・な!』 『あぁ、分かった!』 昨晩取り交わした深夜の携帯電話での彼の声が、再び脳裏に蘇ってくる。 そうだ、今日は久々のデート。 此処の所お互いに忙しかった事もあって、連絡さえも取れずにいたのだから・・・! 「9時55分か。丁度良い時間だな!」 パッと腕時計を見て、待ち合わせの時間にはバッチリ間に合う事を再確認。 次いで軽く頭へと手をやった。 出かけにしっかりと髪型は整えてきたのだけれど・・・? 「うん!寝癖も無かったし・・・良いよな?」 手触りで状態を確認して、私は目線をパッと正面奥へと向けた。 赤く着色されたパインチップの公園内小道。 その脇に生えている緑生い茂る木々の中、一本だけとても目を惹く大きな大木がある。 其処が今日の待ち合わせの場所で・・・。 「・・・ぁ!」 瞬間、ドクンドクンと荒い音を立てて心臓が鳴っていた。 木の根元。 其処に、紺色の頭髪が揺れて垣間見えたから! ジッと、ただ静かに佇んでいる彼。 パンツのポケットに手を突っ込んだ状態で、ボウッと辺りを眺め見て・・・。 一歩、また一歩と歩み寄りながら、私の目はそんな彼の姿に釘付けになる。 パッと腕に目を落として・・・あぁ、腕時計を確認したんだな! そうしてまた元の姿勢に戻って、辺りへと目を向けて・・・私の姿を探しているのか? そう思うのと同時に、私は胸の中で彼に向かい叫んでやる。 ・・・おーい?こっちだぞ? アスラン、何処を見てるんだ? 私に気づけ・・・と。 そう思った瞬間! 「っ・・・!?」 彼がまるで聞こえたかの如く此方を振り返り見た! ・・・っ・・・う・・・そ・・・? 自分をジッと見つめたグリーンアイズ。 その目に、一瞬で絡め取られて動きを止めた私。 鼓動も体温もグググッと一気に高まって! ・・・く、悔・・・しい・・・かも? 鈍だけ自分が彼の事を好きになっているのか、それを今この一瞬で痛いほどに実感した。 それが嬉しいようでいて、でも、ちょっぴり悔しいようで。 私はキュッと唇を軽く噛み締める。 落ち着け、自分! 大きく息を吸って、吐いて・・・そして。 「お・・・はよっ!待ったか?」 「いや。俺も今来たところだ。」 私は片手を挙げて、彼へと声をかけた。 いつも通りに自然を装い快活に! でも? 「さて・・・と、今日はどうする?」 「ん・・・そうだな。とりあえず・・・?」 「とりあえず?」 「・・・。」 「??どうした、カガリ?」 そう言ってジッと私の顔を覗き込んできた彼。 いきなりのそんな指摘に、意識は更に熱く熱く妬かんでいって・・・。 「いっ、いいから!もう!とりあえず、どっかでお茶でもしよう!」 「あ・・・あぁ。よし。」 何故だか挙動不審な私の姿に、小首を傾げつつも微笑んでくれた彼。 私は出来るだけ平静を取り戻そうとしたものの・・・? 「行こうか?」 微笑み、そして差し伸べられた大きな手に、もう胸の鼓動は最高潮に達してしまっていた。 ソッと重ねた手がギュッと握り締められて、この身から堪えきれない感情が溢れ出しそうな程に・・・! お前が悪いんだぞ!? 私は思わず彼に悪態をつく。 そうだ、だって・・・お前は格好良すぎるんだ・・・と。 上着の黒いベストが、一見痩身な彼の身をより一層引き締めてみせているし! 更にその下の白いパンツは、スラリと長い彼の足に見事にマッチしてるから!! だからだからだから・・・!? ・・・アスランが、好き・・・! ときめく心は、乙女のもの? 自然と想いが胸を突いていた。 だが驚くべきは、その直後だ! 「ん?・・・何か、言ったか?」 途端にまた振り向き、私にそう問うてきた彼。 以心伝心とは言うけれど・・・? まさか・・・私の心の声が聞こえるのか? そんな事を思い、私は思わず目を見開いて。 苦笑をしつつ、ギュッと彼の手を握り返してやったのだった。 甘いアスカガCP話ですたv 幸せな二人を書くのって、私も幸せ・・・vv PR
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うふふ~~あはは~~~vvv
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うふふ。あんまりにもポートレート絵が素敵過ぎて、妄想が止まりませんよね。
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