LOVE SEED
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11/24/23:37 [PR] |
11/24/23:33 海と風と、そして・・・南国(オーブ)の朝を迎えたアスカガ・・・妄想SSです。
短いですよー。 なだらかで、そして広大な母なる海よ・・・。 青くもあり、そして碧でもあるその色は、この惑星(ホシ)の色。 絶えずこの耳に響き聞こえてくる潮騒は、まるで呼吸の如く。 ザン・・・ザザザ・・・ 通り抜けていったそよ風と共に、既に耳に馴染んだその音が聞こえた。 近寄ってはまた引いて行く。 覚醒間近の意識の中、それは揺り篭のようにこの身を揺らす。 押しては引いて・・・。 「・・・ん。」 薄っすらと空いた瞼の間から、白い光が射し込んで来た。 眩い、その陽射し。 ゆっくりと首を動かし、おっとりとした動きで辺りの様子を察知する。 此処は・・・? 天井の白さからして・・・アスハ邸、か? ソッと額に手を当てて、そうしてグッと両目を瞑った。 ヤケにボンヤリとするこの感覚はなんだろうか? そう思った一瞬後に、そうだ・・・と記憶が呼び起こされる。 昨晩は久々に酒をかなり飲んだのだった。 珍しい一品が手に入ったから、一緒にどうだ? そう言って誘ってきた彼女と共に、くだらない話などをしつつチビチビと飲み続けて・・・。 「・・・。」 そこで一時思考が停止させて、俺はゆっくりと顔を横に向ける。 腹部に感じる暖かなモノ。 その己の腰に絡まった細く柔らかな手と腕の主は、どうやら未だに心地良い夢の中。 スースーと聞こえる吐息と上下するその身に、知らず頬が緩んでいった。 おはよう・・・。 胸の中でそう言って、俺はソッと顔を寄せた。 口付けた柔らかな金糸髪からは、甘く芳しいシャンプーの匂いがして。 俺は再び愛おしくその頭髪に頬を寄せ、そうして両目を閉じる。 聞こえてくる潮騒と、肌に感じた海風と、そして鼻に香る芳香。 それは、とてもとても満ち足りた幸せな朝。 そうして彼は再びまどろみの中へと沈んでいった。 PR
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・・・おそらく私が一番この状況をリアルにたのしめるのでは!!(笑)
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この短いお話を書いてすぐに日向さんのブログへ行き、お酒に酔ったという記事を読んで『何ていう具前なんだ!?』と思わずほくそ笑んでしまいました^^
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