LOVE SEED
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11/24/16:02 [PR] |
03/26/23:35 軌跡これは2011年、3月8日。
アスカガ無人島にて遭遇日記念として書いた短文です。 (サイト内から此方に移動) カサリカサリと、砂を踏み行く。 その足音が、まるで時の調べのように耳に聞こえる。 カサリ、カサリ、カサ・・・リ・・・。 ふと足を止めて、波間へと目を移せば、海と空、そのコントラストが心が沁みた。 そして俺は、あの日の事を思い出す。 決して忘れはしない。 不意に襲った銃弾の音。 そして反撃、押し倒しナイフを突きつけた、あの時の感覚。 緊迫した時の中、見つめたその瞳は、まるで今この地を照らす太陽の如く、ただただ真っ直ぐな金色をしていて・・・。 「どうかしたのか?」 フッと見やった己の横。 其処にある、あの日と同じ瞳を見つめた。 幾分か、あの日よりも丸く柔らかな光を灯すようになったその目は、自分を見つめ不思議そうに微笑む。 「何だよ、アスラン?」 「いや・・・。」 繋いでいた手を、思わずギュッと握り締めた。 その温もりと感触とを、強くこの胸に抱くようにして。 あの日、拘束した彼女を先立たせて歩いた砂浜。 眩く揺れる金色の髪に、思わず目を細めていた俺。 捕虜と敵兵。 そんな相反する者同士の、数奇な出会い。 そして・・・。 「このまま・・・。」 「ん?」 「ずっと・・・このまま、2人きりで居たいな。」 不意に呟かいた言葉に、彼女の瞳が瞬いた。 「あぁ。」 私もそう思うよ。 返って来た言葉に、この胸がジワリと熱くなりゆく。 見つめた先には、ただただ広がる真っ白な砂浜。 其処には何の跡も無い。 未来の如き、未知の領域。 そしてまた一歩、踏みしめた砂地に俺はソッと目を瞑る。 そう、この先何があろうとも、きっと・・・。 ――護り、共に歩んでいこう。 南海の砂浜にて、俺は胸に誓う。 煌く金色の存在に、心を寄せて・・・。 PR
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03/08/10:23 祝☆3月8日vv・・・ということで、気がつけばアスカガ、運命の遭遇の日です。
そういえば、そろそろあの日だなぁ・・・と気にはしていたものの、月日が経つのは本当にあっという間w ここの所サイトの更新もイマイチであるのですが、本日は昨晩から気合入れて小説書いていました。 けれど、記念になるようなものではなく、寧ろむか~しに書いていたお話の完結話であったというww (しかも、もう初春だというのに内容はクリスマスって・・・どんだけ!?) 本当に、のろまですみません(汗) でも、やはりアスカガというCPを愛する一人として、心から今日というこの日を喜んでいます! (ふふふ、本日パート先にご来店した方々には、特別サービスを・・・したいような気分です(笑)) エプロンにバンダナというのが接客用の格好なんですが、本日はお気に入りの琥珀色のバンダナに、某素敵アスカガサイトマスター様から頂いた、蜜柑の絵柄のついたハンカチを携帯して仕事いたします☆ しかし、何年経っても今日のこの日だけは特別な日です。 それぐらい、アスカガの2人が愛おしい。 ここのところ創作テンション下がっていたので、ちょっと気合が入りました^^ なんとか頑張って小説の方(特に拍手お礼文『恋心』を!!)更新してみようと思っています! それでは、また~!! |
09/15/10:25 彩食人にはそれぞれ、自分の好みの色がある。
艶やかな朱色に澄んだ藍色、眩く映える橙色にしっとりと全てを飲み込む墨色まで。 この世のモノには色があり、そしてそれが各々を主張している。 ――彩り。 それはとてもとても、不思議なモノ。 「お前の目って、凄く好いよな。」 目の前、自分の頬に手を当てながら喋る君。 その甘く魅惑的な蜜色の瞳で、ただただ真っ直ぐに俺を見つめながら。 「碧のような萌黄のような・・・不思議な色でさ。」 「そうか?」 「うん。なんか、気持ちが吸い込まれていくような?そんな感じがする。」 緩く俺の眉を撫でながら、彼女は呟きフッと笑った。 それはとても幸せうに。 まるで野に揺れるタンポポのように。 そしてフワリと揺れてそよいだ金糸髪から、君の香りが鼻を掠めて。 「凄く・・・好い。」 耳へと届いた嬉しい声。 それが胸を奮わせ、思わずグッと両目が細まる。 そしてカァと上昇していく俺の体温。 「俺も・・・。」 2人きり、戯れているこの温く幸せな部屋の中、既に大きく意識が妬かんでいるのだろう。 何より、この手に触れているその白い柔肌、煌く金色の毛髪、そして朱色に染まった頬や唇。 君という存在を形成している全てのモノ。 そう、今自分を切なく甘く見つめている瞳の色さえも・・・。 その全てが愛しいと、この胸は感じて止まないのだから。 ・・・君と、交わりたい。 これは男の欲望なのか? それとも純粋な人としての願いなのか? そんな判断は付け難い胸の中に、俺は彼女を強く引き入れ抱きしめて。 ・・・好きだ。 目に乗せて囁いた言葉に、繋がる想い。 そして意識はパァと弾けていったのだった。 短文UPしました。 採食(作り言葉)、色を食べる。 これまた朝から何を妄想してんだか・・・w。 ふふ、今ちょっとツイッターが面白くて・・・気分的に高揚してるからかな☆ お粗末様でした! |
09/10/10:28 晩夏爽やかな風が、辺りを吹き抜けてゆく。
ぶわりと舞い上がった髪を手で掻き揚げて、俺は目を細め見上げた。 あんなに眩しかった太陽も、気がつけば遠く青空の上・・・。 夏も終わり。 肌に感じる空気が心地良い。 「早いものだな。」 思わず呟いた言葉に、脇に居た彼女がチラリと此方を見やってきた。 「何がだ?」 「ん・・・気付けば海も風も温度を変えているんだなって思って。」 普段の生活は、どうしても職務に追われる日々の連続。 だからこんな風にまったりと自然の中に居るとだ。 「気付いたら、もう秋。今年も残り半年だ・・・。」 「・・・あぁ。というか、いきなりどうした?」 俺をただジッと見つめてきた琥珀の瞳。 「いや、なんとなく・・・な。」 「なんとなく?」 「その・・・だ。」 「・・・?」 自分の言葉を復唱しつつ、繋がり重なり合った目と目。 その煌く珠に、感じる熱。 ・・・俺は・・・後何回、君とこうした時を過ごせるのだろうか? 不意に浮かんだそんな疑問は、久方ぶりに2人きり、プライベートな時間を味わう事が出来た喜びの所為。 その裏側にある、己のもどかしさが胸を突いて。 どうか、神よ・・・。 そうして俺はゆっくりと顔を傾け、その柔らかな肢体へと身を寄せていった。 今、この一時にて、時を止め給え・・・と。 合わした唇は、禁断の実。 それを食べてしまえば、もう後戻りは出来ない。 そう分かっていても、尚・・・求めてしまう。 感じるは、罪の味。 「まっ・・・て、ダ・・・メ。こんな所で・・・!?」 「待てない。」 そして静かな夕暮れ時の浜辺にて、金色と紺色のシルエットはもつれ重なりゆくのだ。 甘くも切なく、そして耽美に・・・深くどこまでも。 ・・・ということで、夏の終わりに戯れるアスカガ妄想でした☆にゃんにゃんw (朝から何を書いているんだかwww) |
09/04/01:47 南国の花嫁 |