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04/20/01:00  春にゃんにゃん・・・☆

一応18禁短編SSです。
反転してお読みくださいませ。


長閑な暖かさが広がる朝。
ゆっくりと眠りから覚めた彼女は、布団の中で軽く『ん・・・』と身じろいだ。
やんわりと温いこの場所はとてもとても幸せで、心が満たされる。
今だ閉められたままのカーテンの隙間から差し込む光が、まるで後光のようにこの眼に映って見えた。
そうしてクルンと寝返りを打つと、その先に見つけた抜け殻。
昨晩、確かに共にあった愛しい人の姿は既に其処には無く、残っていたのは枕とシーツの窪みのみ。
手を伸ばし触れたその場所は、微かに温もりを残しているようで・・・。
・・・もう起きたのだろうか?
ふと寂しさを覚えた、その時だった。
「おはよう。」
布団の中で蠢いていた自分へと、降りかかってきた愛しい声。
ゆるりと目を向けてみれば、部屋の入り口、其処に今だ上半身裸の彼が居た。
その見事な肢体が、入り込む朝日の下で眩く映る。
「おはよ・・・早いな。」
両目を細めつつ、舌足らずな口でそう述べた私の傍、ゆっくりと近寄ってくる彼。
ギシリとベットが軋み、枕元に腰が下ろされた。
「まだまだ眠たそうな顔だな。」
「ん・・・うん。」
「もう少し眠るか?それとも・・・。」
くしゃりと撫でられた前髪、その心地良さに私は猫のように両目を瞑った。
何でもないそんな仕草一つが、しっとりとこの胸を和ませて。
・・・もっと・・・触って?
そんな風に、知らず私は彼の手に身を擦り寄せる。
直後にゆっくりと・・・でも深く強く塞がれた唇に、『は・・・ふ』と口端から乱れた吐息が零れ出て。
ついにはしっかりとベッドに押さえ込まれ、彼の手が私の後頭部を抱え込んでいた。
「朝から、する・・・?」
耳元、甘く熱く囁いた彼に、今だ寝ぼけ眼ながらもジンと疼いた胸。
正直なところ、昨晩だけでこの身はクタクタ。
待ちに待った休日、その逢瀬だった事もあり、互いに大きく昇り詰めた翌朝だ。
「う~ん・・・。」
「嫌か?」
天気も良さそうだし、朝から何処かにブラブラと出かけてもみたい。
どうせだから、素敵なカフェで美味しい珈琲を共に飲むのも乙だろう。
女心的には、そんな事を考えもして・・・けれど!?
「タイムオーバー・・・もう我慢出来ない。」
「アスラ・・・っん・・・。」
答えあぐねた私へと、圧し掛かってきた愛しい彼。
ほわわんとした意識の中、この身はあれよあれよと乱され晒されて。
たくし上げられた上部と、ずり下ろされていく下部。
「お前って・・・本当に・・・スケベだ。」
「何?俺が・・・?」
「うん・・・だって・・・あん!や・・・はっ・・・アスラッ・・・!」
ついついそんな事を口にしていた私は、直後、首筋へと這わされた舌先に堪らず甘い声を挙げた。
更には両足の付け根へと入り込んできたその指が、己の体内へと侵入を図ってきて!
「あ・・・んっ・・・やぁっ。」
「カガリ、凄い・・・もうべとべとだぞ?」
「ッ・・・ヤダ!駄目!・・・アスラン!」
昨晩の今で敏感となっている其処は、軽い嬲りで容易く潤み出す。
私は堪らず懇願の眼差しを向けて、けれど彼はそれを良しとはしてくれず。
「どうして欲しい?」
「ッ・・・!?」
「カガリは、何をどうして欲しいんだ?」
優位な瞳で自分を見下ろす彼に悔しさを覚えつつも、揺ら揺らと揺らぐ己の腰元に、私はギュッと唇を噛み締め・・・そして口を開く!
「お願い・・・も・・・挿れて。」
告げた直後、嬉しそうに微笑んだ彼と、グッと強くこの身を貫いてきた熱く固いモノ。
それに一気に熱を帯び、上がる鼓動と体温。
ゆさゆさと、彼と共にこの身は大きく前後に揺らめいて!
「やっ・・・アス・・・!朝から、駄目っ・・・変に、なりそ・・・っ。」
「良いよ。俺の前でなら・・・思いっきりイって?」
「そっ・・・んな・・・事・・・!」
「もっともっとカガリの乱れた姿が見たい。」
「あっ・・・あぁっ・・・やぁっ・・・駄目・・・や・・・ぁ!」
室内にただただ響いていく猫のような嬌声。
清々しい朝の中で、深く甘く縺れ合い乱れ行く自分と彼。
背徳感もまた一つのスパイスであろうか?
真っ白に昇りつめていく意識の片隅で、私はふとそんな事を思いもしたのだ。

 
 
 にゃんにゃん・・・w
いきなりですが、どエロいのを一つ投下。
春うらら、アスランとカガリ、ベッドにて大人の休日話でした☆

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