・・・青い海と白い砂浜、彼方に見える霞む地平線。
その前で、今一歩一歩と近づいてくる純白の君。
眩い太陽の光に照らされて、煌く金色の髪。
吹き抜ける海風が揺らすは、まるで天使の衣の如きヴェール。
「アスラン・・・?」
「・・・カガリ。行こうか?」
「うん。」
手と手を取り合い、二人が向かうは神の元。
永久の愛を誓う為・・・。
たとえどんな苦難が待ち構えていようとも!
君とならば・・・。
彼とならば・・・。
そうして2人は密に寄り添いあいながら、赤いヴァージンロードの上を歩き行くのだった。
[2回]
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