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02/02/21:54  SEED IMPACT 宣伝☆

サークル名『焔の夜』  スペース 『J-9』
(サークル『JUICY』様が企画されました、アスカガペーパーラリーに参加しております。本編沿いのDESTINY~以後話の短編話を盛り込んだペーパーを配らせて頂きますので。宜しければお手に取ってみて下さい)
  
新刊  『花橘の重ね 上の巻』  850円 (アスカガ平安時代パロディー)
新刊  『TALE STORY』   500円  (アスカガ学生設定パロディー)
 
『TALE STORY』の方は、サイト『天空ノ凍ル青』の管理人更夜さんとのコラボ本です。
第一話『MUSICBOX』が更夜さんの作品。
第二話『BUD OF LOVE』が私の書いたお話です。
更夜さんの書かれたお話は、カガリがアスランにあげた品が切欠で・・・という、むふふ☆な内容となっております!学生モノ話って、読んでいて胸がもぞもぞしてくるんですが、更夜さんのお話は正にソレです!
もう~カガリったら☆アスランッたら☆・・・と激しく突っ込みたくなるような。
とにかく素敵な作品です^^
私の書いたお話は・・・ということで冒頭部分だけを宣伝用にUPいたします。
 
 
~bud of love~ (愛の芽)
 
金色の髪に琥珀色の瞳をしたソイツは、双子の弟であるキラ同様に俺の幼馴染であり、幼稚園から小学校に渡って常に傍に居た存在だった。
生来、物怖じせずあっけらからんとした性格で、快活に物を話し、時折ギョッとするような大胆な事をしでかりたりもして。
弟のキラも同様、どちらかといえば積極的でない自分を巻き込みつつ、その頃の毎日は色鮮やかに過ぎていた。
家が近いという事もあったし、母親同士が仲が良かった所為もある。小学2年ぐらいまでは一緒にお風呂にも入っていたし、もう殆ど兄弟のような感覚だった。
そう、彼女・・・カガリは確かに女子ではあったけれども、それを全く感じさせない奴だったから。
でも、共に在るのが当然だと思って止まなかったソイツが、ある日を境に俺達の前から姿を消した。
丁度中学へと上がる春休みの事だった。
理由は父親であるウズミさんの海外転勤、それにカガリが同行していったからだ。
前もって知らされていた事とはいえ、残された俺とキラは酷く不安定な思いを余儀なくされた。3人で居るのが自然となっていただけに、ポッカリと空いたその穴はどうにも埋めようが無くて。
アスラン!アスラン!と五月蝿いぐらい人の名を呼んでは、身振り手振りを交えつつ話をするカガリの姿が、直ぐそこにに見えるような・・・?そんな日々がしばらく続いた。
でも、そのうちに俺達は新しい学生生活に追われ、時折届いたカガリからのエアーメールに『元気でやっているのかなぁ・・・』と想いを馳せるぐらいになっていた。
やがてあっという間に中学も卒業。俺もキラも別々の高校を受験して合格。そんな移り行く現実に、彼女の事を思い出す事もあまりし無くなっていた。
そう、全てが過去の事になりかけていたのだ。
 
・・・というような感じで、お話は始まっていきます。
オマケのペラ本は、コレの続き短編小説になっておりますので☆
興味を持たれた方は、是非お手にとってみてください。
表紙は、コルクボードっぽい感じの実にシンプルな写真絵柄です。
一見して同人誌には見えない・・・筈w
・・・以上、新刊紹介でした!


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